草食動物・肉食動物・雑食動物の歯の違いってなんだろう?
草食動物は草を主食にしているため、奥歯である臼歯が太くしっかりと生えています。人間は食べ物を咀嚼するとき、縦方向に口を動かしてもぐもぐ食べますが、草食動物は食べ方が独特で、噛むというよりすり潰すというイメージで、臼歯を使って石臼のように横方向にすり合わせるようにして草を小さくします。そのため噛み合わせの部分は平たくなっていて、でこぼこしていないのが特徴です。こうして草食動物は固い草でも飲み込むことができます。
肉食動物は、ほかの動物を捕まえて肉を引き裂いて食べるので犬歯がよく発達していて、牙とも言い大工道具のきりのように鋭いです。臼歯の表面が山形をしていて、鋭くとがり上下の歯の噛みあう時にははさみのような働きをします。獲物を捕らえて敵と戦う時の武器になる鋭い犬歯を持ち、大きな肉を噛みきるときは前足で肉を押さえ、口を横にして臼歯を挟みのようについあいます。筋肉もよく発達していて顎の力も強いです。

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【画像2】
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雑食動物は肉も植物も食べるので、草食動物と肉食動物の中間のような歯の形をしており、両方の特徴をもち平均的に発達しています。前歯で食べ物を咬み切り、奥歯の臼歯で食べ物をすり潰します。
【画像3.4】

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一番歯の本数が多い生き物の中は何番でしょう?
①サメ
②ゾウ
③カタツムリ
正解は③のカタツムリでした。
【画像5】
カタツムリの歯は約1万~2万本以上と言われています。
歯舌といってヤスリのような舌をもっていて、葉っぱを削ぎ取って食べます。また、カタツムリの殻は主成分はカルシウムで、頑丈な殻を作るために雨の日はブロック塀から溶けだ出すカルシウムを摂取するためにブロック塀をも削ぎ取ってしまいます。
ちなみに①番のサメの歯は生涯にわたり、生え変わり続けます。
サメにとっては歯が欠けたり、すり減ったり、抜けたりしたらそれは死を意味します。実はサメの歯の裏側には何列も予備の歯が用意されています。
ベルトコンベアーで押し出しされてくるようにして、2~3日ごとに古い歯が新しい歯にチェンジして常に切れ味が鋭い歯を保っているため一生に2万本以上の歯を使うと考えられています。
【画像6.7】
そして②番のゾウの牙(犬歯)は伸び続けています。臼歯(奥歯)は上下左右に一本ずつあり計4本あり、独特な歯の生え変わりをします。人間の歯は、上の歯は下に向かって、下の歯は上に向かって生えます(垂直交換)。ゾウは咀嚼して臼歯を咬耗(すり減らし)しながら使い、次の臼歯が奥から前に押し出されるように出て生え変わっていきます。すり減って小さくなりながら押し出された臼歯は、脱落歯として少しずつ欠けていきます(水平交換)。
【画像8】
歯が伸び続ける動物!?
人間は乳歯から永久歯に生え変わり、その後歯は成長しませんが、ウサギの歯や、モルモットの臼歯、ネズミの前歯、カバやブタ・イノシシなどの犬歯(ゾウの牙も)は一生伸び続ける歯であり、このような歯を常生歯(じょうせいし)と呼ばれます。常生歯をもつ動物の多くは、その歯が伸びすぎてしまわないように硬いものをかじったり、咀嚼運動(噛み砕く、すりつぶす)をしたりして、歯を削り長さを調節していきます。ペットとして飼われているウサギやモルモットが、柔らかいものを食べてばかりの生活をして歯が伸びすぎて、不正咬合になってしまうケースもあります。
【画像9】
動物は歯が何回も生え変わったり、伸び続けたりしますが人間は14歳前後に全ての永久歯が生え変わり、一生その歯で生きていかなければいけません。むし歯や歯周病などで一本でも歯をなくさないよう、定期的に歯科医院で検診を受け、お口の健康を守りましょう。
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