歯科助手の吉田です。
当院でよく耳をすましてみると、様々なジャンルの音楽が流れていることに気が付くかと思います。
ただ音楽を流しているわけではなく、なんと目的があるんです!
それは…
患者さんの緊張や不安を緩和させる力です!
人が自然とリラックスできるような音楽を流すことで、安らぎを与えることができるそうです。
歯科医院といえば、治療の際に使用する機械音が鳴り響き、その音によって子供は特に恐怖心が強くなったり、大人も緊張や不安が高まる傾向があります。
メインテナンスや治療を受ける患者さんの多くは、その音や雰囲気によって、待合室にいるときだけでなく、診療室のユニットに座った際は特に、緊張と不安を抱えている方もいるかと思います。
そんな不安や緊張を和らぐ力があるのが音楽です!
佐藤歯科医院では、ipadをつないで、ゆったりとしたオルゴール調の音楽を流しており、クラシックやJ-POP、ジブリやディズニーなど種類もさまざまで1度は、耳にしたことがある曲が流れてきたりします。
普段の診療ではもちろん音楽が流れているため、もしも機材の不調などで音楽が流せない状況で診療を行うと、違和感を非常に強く感じてしまう方もいるかもしれません。
人が自然とリラックスできるような音楽を流すことで、安らぎを与えることができるそうです。
音楽には人を勇気づけたりする効果や、疲れや食欲不振などの症状にも効果的だといわれており、世界各国で高齢者や引きこもりの児童を対象に音楽療法が行われていたり、認知症の治療などにも音楽療法は取り入れられています。
しかし、実は音楽はそれ以外にも緊張感や恐怖心を取り払う効果もあるのだそうです。
音楽を聴くことは、耳から脳に音楽が伝えられる中間地点となる視床下部を刺激します。音楽の刺激を脳が受け取ることで、様々なホルモンの分泌が促されます。
例えば、当院で流れているクラシック音楽を聴くことによって活性化されるホルモンに、β‐エンドルフィン、ドーパミン、セロトニンなどの神経伝達物質があります。。
このホルモンが伝達される視床下部は、脳の中でも、自律神経やホルモン系を支配する部分です。これによって副交感神経の働きが活発になり、自律神経のバランスが保たれ、緊張感や恐怖心が解きほぐされるそうです。
そのため、そんな音楽のパワーを使って施術前の患者さんをリラックスさせようとクリニックや歯科医院で音楽が利用されはじめたそうです。
その他にも、音楽には自律神経を整える作用もあります。
自律神経には、活動したりストレスを感じるとき活発になる交感神経と、リラックスしたり眠るときに活発になる副交感神経の二つがあります。
二つの神経のバランスがとれているのが理想的な状態ですが、痛みを感じていると、交感神経ばかりが優位になり、副交感神経との切り替えがうまくいかなくなります。
そんな時は!!
音楽を聴くことによって、自律神経のバランスを整えることができます!音楽には「聴覚性痛覚消失」とよばれる現象をおこし、身体的な苦痛をやわらげる効果があります。
以上のように、ただオルゴールを流しているわけではなく、様々な効果があるのです!
診療の際は、ぜひ音楽に耳を傾けてみてください!!(^^)!
皆さんが知っている曲や、好きな曲がタイミングよく流れてくるかもしれませんよ♪
当院で流れている音楽を聴きながら、リラックスしてきれいな歯を保ちましょう!
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