歯周病検査とは
歯周病とは歯周病原細菌によって歯の周りの組織(歯ぐきや歯を支える骨など)に炎症が起こることであり、むし歯と並んで歯科の2大疾患とされています。
さらに歯周病は生活習慣病といわれ、全身疾患との関連性が指摘されています。
歯周病の恐ろしいところは自覚症状がないまま進行し、さらに歯周病によって失われた骨を失う前のレベルまで回復させることは困難であるため、歯周病検査によって歯ぐきの状態を把握することが重要になります。
検査の内容
歯と歯ぐきの間にある溝(歯周ポケット)に器具を入れて深さを測ることで歯ぐきの状態を確認します。歯ぐきが炎症を起こして腫れていたり、歯を支える骨が溶けていたりすると、この溝が深くなります。また器具を入れることで起こる出血も炎症の目安となります。さらに骨の消失による歯の動揺を調べることで歯周病の進行度を確認します。
診断・治療方法
検査で読み上げられる数値に注目してみてください。健康な歯ぐきでは溝の深さが1-3mmとなっています。4mm以上からは軽度の歯周病,6mm以上で重度の歯周病と歯周病学会で定められています(レントゲン上で骨の消失を認める場合)。もし検査の時に大きな数値が読み上げられた場合は歯周病にかかっています。
薬物によるものなど一部の歯周病を除いて、歯周病に対する一番効果的な治療は日々の歯磨きです。もし検査の時に歯周病を指摘された場合はドクターや歯科衛生士から歯磨きの仕方(ブラッシング方法)についてアドバイスを受けてください。
当院では歯周病検査だけでなく唾液検査も行うことで患者様一人一人の歯周病に対するリスクを判定し、患者様に最適なブラッシング方法を案内させていただいております。
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