管理栄養士の柳澤です。
まだご存じない方が多いかと思いますが、佐藤歯科医院には管理栄養士も在籍しております!
なぜ歯科医院に管理栄養士がいるの?と思われる方もいらっしゃるかと思います。そこで今回は、歯科医院における管理栄養士の役割と活動について紹介したいと思います。
まずは簡単に管理栄養士について紹介します。
管理栄養士は厚生労働大臣の免許を受けた国家資格です。病気を患っている方や高齢で食事がとりづらくなっている方、栄養の偏りがある方等、一人ひとりに合わせて専門的な知識と技術を持って栄養指導や給食管理、栄養管理を行います。
次に歯科医院での管理栄養士の役割について紹介します。
なぜ歯科医院に管理栄養士?と思われるかもしれませんが歯科と栄養はとても密接に関わっています。
皆さんはどこからご飯を食べますか・・・?口からご飯を食べますよね。
しかし、むし歯や歯周病などを放置してしまうと口腔内が崩壊し“食べる”という歯の機能を果たせなくなります。そうなると食べられる食品が限られ、栄養が偏り生活習慣病や低栄養などを引き起こす要因になります。このように歯は栄養を摂取するために重要な役割を果たしています。ご自身の口腔内については歯科衛生士のメンテナンスやTC(トリートメントコーディネーター)のカウンセリングで知ることが出来ていると思いますが、栄養に関してはいかがでしょうか。普段何気なく食べている食事でも何をどう食べるかによって差が付きます。なかなか栄養については知る機会が少ないかと思いますので、今後は皆様の健口を歯と栄養の両面からサポートさせて頂きたいと思います。
※歯周病と全身疾患について、低栄養については豆知識23・57をご参照ください。
では、実際にどんなことを行うのかを簡単に説明させていただきます。
最初に資料を用いて、以下のようなことをお話します。
①歯と栄養の関係
↓
②歯周病と全身疾患
↓
③基本的な食事や量
↓
④年齢ごとの食事ポイント
↓
⑤食事記録の確認
↓
⑥食生活のアドバイス
このような流れでお話しさせていただいた後、実際にご自身の1日分の食事記録を書いていただき、その食事記録を参考にしながら、ご自身がどのくらいのカロリーを摂取しているかどんな栄養素が不足しているかなどを一緒に確認していきます。その上で、日々の食生活のアドバイスをさせていただきます。健康のためにご自身の食生活の見直しを行ってみませんか?
ご自身の食生活を見直したい、どんな食事を摂ればいいのかなど、些細なことでも気になっていることがありましたら、ぜひ御相談下さい。
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