ポイント①：毛先の形状

大まかに毛先は、テーパード毛・ラウンド毛 に分けられます。

当医院には、テーパード毛とラウンド毛を組み合わせたハイブリッド段差植毛のブラシもあります。

ポイント②：毛のかたさ

かため・・・汚れを落とす力はとてもありますが、硬いため余計な力が加わりやすく歯ぐきが下がったり、知覚過敏を引き起こすこともあります。かためのブラシは非常に扱いが難しいため、おすすめはできません。しかし、手に力が入りにくい方や、筋力が低下した高齢の方に使って頂くこともあります。

ふつう・・・お口に問題がなければ　ふつうの硬さをおすすめします。

やわらかめ・・・歯周病や歯肉炎で歯ぐきが弱り、痛みや出血などがある方におすすめです。しかし、汚れを落とす力は弱いので丁寧にじっくりと磨く必要があります。

ポイント③：ヘッドの大きさ

大きめは、接触面積が広いため効率的に磨けますが、奥歯などの細かいところには少々届きづらいです。

お口の小さい方や親知らずがある方は奥までしっかり磨ける小さめのものを選ぶと良いでしょう。

ポイント④：柄の形

下記の白い歯ブラシ（写真 上）のような真っすぐな柄は、力が入りすぎず丁度よい力で磨けます。持ち方は鉛筆持ちが一番適切な力で磨けます。

当医院にある歯ブラシ（写真 下）は、柄がカーブしていますが、まっすぐな持ち手と同等の力加減で磨け、奥歯までの到達性も良い形になっています。

当医院にもたくさんの種類の歯ブラシ・補助清掃具があります。御自身のお口の状態に合った歯ブラシを使用することが何より大事です。

歯科専売の歯ブラシは少々お値段もしますが、ブラシの毛束やコシなども市販品に比べると違いますし、より質の良いものです。

歯ブラシ選びに迷われた際は、お気軽にお声がけください！

次回の歯の豆知識は・・・

歯と口の役割についてお伝えします。